2021-02-26 第204回国会 衆議院 予算委員会第七分科会 第2号
まず一問目ですが、二月十三日の地震による東京電力福一の原子力発電所に対する影響ということですが、それに先立ちまして実は一月の二十七日の日に、東京電力の福島第一原子力発電所事故の調査と分析に係る中間取りまとめというものを原子力規制庁から発出をしておられます。
まず一問目ですが、二月十三日の地震による東京電力福一の原子力発電所に対する影響ということですが、それに先立ちまして実は一月の二十七日の日に、東京電力の福島第一原子力発電所事故の調査と分析に係る中間取りまとめというものを原子力規制庁から発出をしておられます。
お手元に、この間、福島の労働局で、東京電力福一におけるさまざまな労働法令違反について基準監督署が指導した内容が出ております。廃炉作業を行う事業者に対する監督指導結果と、除染作業を行う事業者に対する監督指導結果でございます。上段が廃炉作業、下段が除染でありますが、指導監督を実施した二百九十事業者のうち、違反件数は三百十五件、はっきり言って、一つのところで一つじゃないくらいの違反件数なんですね。
もう一つ大臣に伺いたいのは、東京電力福一の現場というのは、本来、東京電力という電気事業者がオーナーで所轄しているところですが、この事故が起こって以降、電気事業者の業務よりは建設業が大半になっております。大臣も、地元ですし、現場は御存じだと思います。 これだけの違反が起きても、実は、東京電力は仕事をゼネコンに投げている発注者なので、何ら法的責任が問われないんです。発注するだけ。お客さん。
昔、日系ブラジル人の方に、日系ブラジル人の情報誌に東京電力福一が募集をかけました。そこで、日系ブラジル人の方が応募をなさいました。でも、除染がどんな作業で、放射線被曝がどんなことかを十分理解しておられず、これはブラジル大使館から、そのような形での募集はしないでほしいとストップがかかっております。